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グローバルリーダー 2020年05月14日

研修効果を高めてグローバルリーダー育成を行うコツは

今まで受けてきた研修の内容で、どれぐらい覚えているのでしょうか?

おそらく、パーセンテージとしては一桁程度でしょう。10%にも達しないでしょう。研修にかけた費用の消費税分にもならないでしょう。

それでいいのでしょうか。

駄目に決まっているのですが、何か方法はありませんか?従業員の育成のために研修が必要です。リーダーとしての知識を身に着けるために研修が必要です。

チームビルディング、コーチング、エモーショナルインテリジェンス、クリティカルシンキングなどのビジネススキルを身に着けるために研修は必要ですが、内容を覚えていなければ、変化は望めないでしょう。望んでもいいです。

ただし、研修についての考え方と受け方を変える必要があります。

リーダーのモチベーションをあげる研修

人間の記憶は確かなものではありません。そうでなければなりません。

生まれてから今までのすべてを覚えていたとしたら、何もできなくなります。

記憶はサバイバル機能があります。 生き残るための大事な情報を優先的に残すようになっています。

したがって、記憶は強い感情と五感で感知する刺激と結び付かれています。食べたものでひどい腹痛になったら、その食べ物を永遠と覚えてしまいます。

命を落とすような事件の恐怖で、その事件をはっきりくっきり覚えてしまいます。さて、研修ではそのような経験は普段ありますか。

極めてまれでしょう。

そのためには記憶に残す戦略が必要です。

戦略をもって研修を行うには

研修の内容を覚えることに対して、責任の分担が必要です。

その責任を三つに分けます。

:講師、本人、会社

講師またはその研修を提供している団体は、どんな責任があるのでしょうか。

まずはその研修の内容がそもそもわかりやすくて覚えやすい形で提供されていることを確認する必要があります。

Phoenix Consulting, Inc.は様々な形でこの責任を全うしています。そのために取り入れている一つは、世界的に認められている体験型学習です。

一見「ゲーム」に過ぎないと思われるようなアクティビティーを通して、深い学びにつなげています。人間は言われて理解するよりは、経験して学ぶようにできています。

与えられた問題を時間内に解決するのに、受講生は焦りとイラつきと不満を感じてしまいます。

そして達成できた時に喜んで、できなかった時に悔しがります。これらの感情がアクティビティー終了後の振替と一緒に記憶に残ります。

出席ではなく参加する

強いて言えば、講師よりは研修内容を覚える責任が受講生本人に多いにあります。

ここは出席と参加の違いです。

Phoenix Consulting, Inc.の講師は「研修ルール」の中に必ず入れているのは「Active Participation」です。

日本語にすると「積極的参加」になりますが、これは研修に於いてはいったいどういう意味でしょうか。

多くの研修で、「Active Participation」とは「発言をしたり、質問をし,たりすることです」と言われます。

良い線ですが、不十分です。

「ゴール」を設定し受け身からの脱却 をはかるには

まずはゴールを持つことです。

多くの人が研修などに参加する時には、独自でゴールを待たずに、とにかく「講師から何かを学ぶ」という漠然的な目標をもって参加します。

これが受け身的になる原因です。

何かを待っている姿勢に成らざるを得ません。

本当に研修内容を活かしたいと思っている人は具体的に得たいものを決めて、そのゴールに達成ができるために自分で責任をもって参加します。

思考の見直しをする

例えば、プレゼンテーションスキルの研修に参加するとしましょう。

「プレゼンテーションが上手になりたい」より「私の現在のプレゼンテーションスタイルのどこが悪いかを把握して、それを改善して、よりインパクトのあるプレゼンテーションができるようになります」という考えを持って参加した方が行動につたわります。

後者の考えを持った人は積極的に質問をしたり、自分の必要な情報を追求したりするでしょう。

「Aha! Notes」で学びを活かす

また、受講生が学びを活かせるために使えるコツは「Aha! Notes」です。

英語の「Aha! 」( アハ!)というのは、理解やひらめきの時のつぶやきです。

目から鱗。頭の上の電球。研修を行っている中でこの瞬間を何度も見させていただいています。

眉毛が上がって、目が大きくなって、顎が下がります。ただし、その研修の終わりに皆さんに「今日、一番印象に残ったことは何?」と聞いた時にはもうすでに忘れています。

私たちの記憶はそんなものです。

覚えておきたいことは意図的に覚えようとするべきです。

そのために、研修の始まりに皆さんに「Aha! Notes」と書かれた紙を渡して、投影パワーポイントの最後のスライドを紹介します。

そのスライドに書かれているのは:

  • 今日一日の振り返り
  • 今日の目から鱗
  • 今日のお土産
  • これからのアクションプラン



Aha

「これは覚えておきたい」と思った瞬間に書くべきです。

そして、その研修の終わりに皆さんに「今日、一番印象に残ったことは何?」と聞いた時にたくさんの回答をいただいています。

研修の効果を持続させる取り組みをする

最後には会社としての責任です。

残念ながら、たいていの会社は「研修内容を活かせるのはみんな自己責任」というスタンスですが、それができる環境を与えません。

誰しもが経験しているはずですが、研修で使いたいノウハウを習っても、日ごろの業務に戻ってあまりの忙しさに習ったことをつい忘れてしまいます。

会社からのちょっとしたサポートがあるだけでかなり変わります。

例えば、

1-「Buddy System」を作って二人、三人で定期的に研修内容を現場で活かせている例を話し合う機会を作る

2-研修後に本人が現場でそれを実践するアクションプランを上司が定期的に報告を求める

3-研修で身に着けたスキルを活かせている人の成功例を、会社が認める

方法はいくらでもあります。

やらない理由は一つもありません。

人材育成はみんなの責任です。

みんなが、その責任を全うしていると、驚くほどの変化が見られます。

著者紹介

Stephen Courtney
Emory University エモリー大学卒
Theater Studies シアタースタディ修士号
Psychology 心理学副専攻
Six Seconds 認定EQプラクティショナー
シックスセカンズジャパン公認EQ SEIアセッサー
日本語・フランス語・英語のトリリンガル
ハワイと日本で語学指導・企業研修など精力的に活動
日本語と英語で30年以上の講師歴 
日米の企業マーケティングマネージャー、日本初バイリンガル観光タクシーガイド、TVパーソナリティ等
様々な業種に挑戦してきたユニークな経歴の持ち主
座右の銘は「一期一会」

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